2012年01月31日

DD14宮野原での奮闘

DD14宮野原での奮闘

北国街道踏切でファーストカットを押さえたあと、セカンドを求めて関山寄りの宮野原のポイントへ。

同じ二本木→関山間なのですが、相手が遅いだけに同じ駅間での撮影も可能なのです。
ココは近くを除雪した道路が線路を横切っているので、アプローチに恵まれているのが◎。

信号機が進行方向右側にあるためか、信越山線では珍しく上り方に対して左投雪となるので、その反対側にポジションを決めると、踏切の警報機が鳴動を始めました。

通常の列車であれば、ものの1分ていど!?で列車が通過するのでしょうが、

除雪作業をしながら、今回は線路内の雪も取り除きながらなので、姿はおろかは音さえも聞こえず、

20分ほどすると、ガタガタとロータリーを回す音が、30分ほどすると彼方に豆粒ていどの姿が見え始め、近づいてくる様子を窺い知るのでした。

それから15分ほどしてようやく望遠レンズの守備範囲に到達して、シャッターを切り始めます。

時速に換算すると1kmほど!?

赤ちゃんがはいはいをするほど、対象が遅いだけに連写すると、すぐにメディアの制限枚数に達してしまうため、コマを選んでのレリーズ。

途中、レンズをワイド〜中望遠に付け替えて、比較的手前で切ったのが表題の写真となりました。

適度な圧縮感とウィングの高さにまで達するような雪をかき分けつつ、ダクトから勢い良く噴射される雪煙がお気に入りの一枚となりました。


*信越本線・関山〜二本木(新潟県妙高市)
NikonD700+VR24〜120mm
2012.1.29撮影


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Posted by 32Count at 23:35│Comments(4)除雪列車
この記事へのコメント
32Countさま

さらに凄い雪ですね!!

今回は、いつもの背合わせDD14ではなく写真から見える窓の形状から
DE10が後押しでしょうか??
Posted by 狂電関人 at 2012年02月01日 07:04
左右の雪の壁が限界に近くなっているような感じがしますね。
大昔ならばキマロキ編成がご出陣な雰囲気で、この地で生活している方の苦労は想像がつきません
私の公休日に限り大雪で2週連続スキー休んでます。
更に追い討ちで、家の用事で出掛け車から降りたら、ぎっくり腰に・・・
Posted by DT33 at 2012年02月01日 13:57
いったい、どこに線路があるのか??
という状況ですね、これは!

牛歩の如き、無理からぬ事と察します。
Posted by RDP3 at 2012年02月01日 21:49
狂電関人さんへ
二本木から関山、さらに妙高高原にかけてが積雪量のピークに達しますね。
関山では一昨日の段階で3m31cmの積雪だとか…。
後補機はいつも通り、DD14-332ですよ。
重なって見えるのはそのキャブ付近ですね。

DT33さんへ
妙高山麓はやはり名だたる豪雪地帯ですね。
40年ぐらい前まではおそらくD51がマックレー車を牽き、キ600・キ620をD51が推進したのでしょう。
里でこれほどあるのですから、スキー場はもっと凄いかもしれません。
腰はスポーツの要となる部位ですから、お大事に…。

RDP3さんへ
今までの特雪は線路が見えている状態が多かったのですが、この21、22日はその上に堆く雪が積り…。
未だかつてこんな状況を見たことがありません。
正直、過ぎたるは及ばざるごとしを実感しています。
雪のない関東が羨ましい(爆)。
Posted by 32Count32Count at 2012年02月01日 22:11
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