2018年08月15日
最後の!?スイッチバック信号場・桑ノ原信号場で<しなの>を待避するN102編成

単線の亜幹線において列車密度を確保するため設けられた信号場。
それが山岳線になると勾配途上となるため、蒸気機関車を前提とした昭和の時代ではスイッチバックにすることで「坂道発進」を避けていましたが…、
複線化や新線開通といった理由でかなりの数が廃止されました。
石北本線の常紋信号場、関西本線の中在家信号場など、
かつては峠のサミット近くにあったことから蒸気機関車時代では撮影名所とされました…。
ここも列車の削減によって相次いで廃止され、
長野県内でも篠ノ井線では羽尾、潮沢に、中央東線では東塩尻にそれぞれスイッチバックの信号場が設けられていましたが、これまた廃止されてしまいました。
そして、最後に残されたのが篠ノ井線の桑ノ原信号場。
姨捨駅と稲荷山駅との中間点に設けられ、比較的列車密度の高い同線において、先にアップした高尾発長野行き441Mを始めとして結構な普通列車が待避のためスイッチバックしています。
<ムーンライト信州>の長野回送、
姨捨駅で上り434Mを交わした後、桑ノ原信号場では1006M<しなの6号>と8230D<リゾートビューふるさと>を待避します。
上り方折り返し線に停車中のあさま色189系を横に見下ろしつつステンレス383系が颯爽と25‰を軽々と走り抜けていきます。
かたやローカル運用に転じたとは言え、特急車両同士がスイッチバックで邂逅するシーン、
期間限定ではありますが、北信の地で目にすることができます。
本線と折り返し線との高低差とともに編成が絡み合っている様がスイッチバック好きには、なんとも萌えるところであります。
*篠ノ井線・桑ノ原信号場にて(千曲市)
NikonD810+80〜200mm(脚立使用)
2018.8.5撮影
↓応援クリック、励みになります。良かったらポチっと☆彡

にほんブログ村
石北本線の常紋信号場、関西本線の中在家信号場など、
かつては峠のサミット近くにあったことから蒸気機関車時代では撮影名所とされました…。
ここも列車の削減によって相次いで廃止され、
長野県内でも篠ノ井線では羽尾、潮沢に、中央東線では東塩尻にそれぞれスイッチバックの信号場が設けられていましたが、これまた廃止されてしまいました。
そして、最後に残されたのが篠ノ井線の桑ノ原信号場。
姨捨駅と稲荷山駅との中間点に設けられ、比較的列車密度の高い同線において、先にアップした高尾発長野行き441Mを始めとして結構な普通列車が待避のためスイッチバックしています。
<ムーンライト信州>の長野回送、
姨捨駅で上り434Mを交わした後、桑ノ原信号場では1006M<しなの6号>と8230D<リゾートビューふるさと>を待避します。
上り方折り返し線に停車中のあさま色189系を横に見下ろしつつステンレス383系が颯爽と25‰を軽々と走り抜けていきます。
かたやローカル運用に転じたとは言え、特急車両同士がスイッチバックで邂逅するシーン、
期間限定ではありますが、北信の地で目にすることができます。
本線と折り返し線との高低差とともに編成が絡み合っている様がスイッチバック好きには、なんとも萌えるところであります。
*篠ノ井線・桑ノ原信号場にて(千曲市)
NikonD810+80〜200mm(脚立使用)
2018.8.5撮影
↓応援クリック、励みになります。良かったらポチっと☆彡

にほんブログ村
龍洞院枝垂れ桜とロクヨン
雪の姨捨四十八枚棚田をかすめて登るEF64重連単機回送
銀杏黄紅葉をかすめて
霽れゆく朝霧 @飯山線 二題
信州カシオペア紀行を姨捨で撮!!
長野マラソンランナーとリゾートびゅーふるさと
雪の姨捨四十八枚棚田をかすめて登るEF64重連単機回送
銀杏黄紅葉をかすめて
霽れゆく朝霧 @飯山線 二題
信州カシオペア紀行を姨捨で撮!!
長野マラソンランナーとリゾートびゅーふるさと
Posted by 32Count at 21:30│Comments(4)
│鉄道風景・信州(JR東日本)
この記事へのコメント
う~む、凄い!
今や長野駅でもめったに見られない顔ぶれ
山の中でのこの絵柄は、模型の空想世界だと思っておりました
今や長野駅でもめったに見られない顔ぶれ
山の中でのこの絵柄は、模型の空想世界だと思っておりました
Posted by DT33
at 2018年08月16日 05:39

DT33さんへ
入院中、かつて篠ノ井線に存在した中津川発長野行き客レの音源を聴いて楽しんでいましたが、
国鉄時代、桑ノ原信号場に入る列車は進行方向方の折り返し線で対向列車通過を待った後、反対側の折り返し線に入って、そして本線へと進入していました。
現在の運転方式と正反対だったことに興味そそられました。
入院中、かつて篠ノ井線に存在した中津川発長野行き客レの音源を聴いて楽しんでいましたが、
国鉄時代、桑ノ原信号場に入る列車は進行方向方の折り返し線で対向列車通過を待った後、反対側の折り返し線に入って、そして本線へと進入していました。
現在の運転方式と正反対だったことに興味そそられました。
Posted by 32Count
at 2018年08月16日 22:29

久しぶりのコメントになってしまいました…お元気そうで何よりです。
こっそり《ムーンライト信州》のシートに背もたれスイッチバックを堪能したいなぁ~と思いました。
奥の坂道の立ち位置から撮影のブルサン+タキと姨捨方面のカーブした線路の画をおもわず見返してしまい、この画像の立ち位置どこかなぁ?なーんて。
こっそり《ムーンライト信州》のシートに背もたれスイッチバックを堪能したいなぁ~と思いました。
奥の坂道の立ち位置から撮影のブルサン+タキと姨捨方面のカーブした線路の画をおもわず見返してしまい、この画像の立ち位置どこかなぁ?なーんて。
Posted by てんてむ at 2018年08月19日 03:36
てんてむさんへ
レスが遅くなり失礼しました。
EH200貨物を撮ったのとちょうど反対側、
高速道路の橋脚付近です。
スイッチバックする列車、今でも萌えます♪
なにしろ前進が定石の鉄道にあって突然バックするのですから…。
列車によっては姨捨、桑ノ原信号場とふた駅連続でスイッチバックするのですが、こんな運転形態も九州のッ肥薩線・大畑+真幸と当地のみになりました。
レスが遅くなり失礼しました。
EH200貨物を撮ったのとちょうど反対側、
高速道路の橋脚付近です。
スイッチバックする列車、今でも萌えます♪
なにしろ前進が定石の鉄道にあって突然バックするのですから…。
列車によっては姨捨、桑ノ原信号場とふた駅連続でスイッチバックするのですが、こんな運転形態も九州のッ肥薩線・大畑+真幸と当地のみになりました。
Posted by 32Count
at 2018年09月03日 23:27

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 |