2008年01月06日

角間温泉・越後屋旅館で年越し

角間温泉・越後屋旅館で年越し
大晦日から年始にかけて、湯田中渋温泉郷の一角、夜間瀬川左岸高台に位置する角間温泉で過ごしてきました。

昨年に続いて温泉宿でまったりと沈殿して、すっかりリフレッシュしました。
角間温泉・越後屋旅館で年越し
泊まった宿はこれも昨年と同じ「越後屋旅館」さん。

明治期に建てられたという切妻木造三階建ての建物がなんとも重厚な佇まいを見せています。

ここを選んだのは第一にお湯が良かったこと。

第二にレトロな雰囲気に魅かれたこと。

第三にお正月期間も割増料金がかからず、1泊2食付きで1万円以下で泊まれる、

そんな理由からでしょうか。

角間温泉・越後屋旅館で年越し
館内にはお風呂が内風呂3つほどありますが、いずれもかけ流しで常時お湯が供給されています。

無色透明なナトリウム塩化物泉は、まさに適温!

とても柔らかで長湯がとても気持ちがいいのです。

1900年代初頭、イタリア製というタイルの意匠があるタイル風呂、桧風呂、ローマ風呂があり、全てに浸かりましたが、やはりお気に入りは今回もローマ風呂でした。

浴槽の底が緩いRを描いているのですが、そのカタチは背中の曲線に見事に一致していて、その人間工学に叶った造りは本当に秀逸!

このお風呂だけを入りにくる価値があると思うほど。

タイルの枕に頭を乗せて、湯舟に寝転がると、なんだかお湯という極上の布団にくるまっているようで、極楽気分この上ないです。

角間温泉・越後屋旅館で年越し
こういった湯宿に連泊するメリットは、なにしろ忙しくなくまったりとした時間を過ごせるということ。

朝食から夕食までの間、温泉入浴を繰り返すことが可能なばかりか、部屋で文庫本読んだり、昼酒を飲んだり、考え事をしたり…、とゆったりした時間の流れを楽しむことができます。

ちなみに読破した一冊が「女子と鉄道」(酒井順子著、光文社刊)、女性の目から見た鉄道趣味がなかなか新鮮で興味をそそりました。

夕食は派手さはありませんが、ひと品ひと品しっかりダシを取って味付けが施された料理が膳に10品以上乗り、お腹を満たしてくれます。

とくに野菜のお煮染めや天ぷら、酢の物と白米、みそ汁が美々でした。それとお正月ならではの黒豆や数の子、雑煮なども膳にありました。

これで1泊2食付き8550円は格安だと思いました。

こんな湯宿でのカン詰だったら、原稿もはかどるのになぁ〜。

また、近いうちに出かけたいと思います。







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Posted by 32Count at 13:13│Comments(8)温泉
この記事へのコメント
なかなかおつな年越しを楽しまれていたのですね!!
羨ましい限りです。私もこのような休日の過ごし方が好きです。都会の喧騒から離れてゆっくりと時が流れるのを楽しむほど贅沢はありませんよね!
Posted by 狂電関人 at 2008年01月06日 14:23
こんにちわ。年賀状ありがとうございました。
これからちょくちょく寄らせていただきます。
鉄道と山の写真、やっぱすごい迫力ですね!
Posted by sakusaku at 2008年01月06日 21:04
狂電関人さんへ
温泉宿での沈殿はなかなかオツなものですよ〜。
立地的にも志賀高原の麓にあり、スキーのベースになるばかりか、長電の撮影にももってこいです。
長電といえばこれから春分頃まで、夜間瀬駅手前の築堤カーブでは北信五岳バックにサイドギラリが狙えますよ。

sakusaku さんへ
ご無沙汰をしています。
こんな感じで、鉄道や山、スキーに温泉、はたまた食といった自分の趣味や興味のあることを綴っています。ご贔屓にしていただければ幸いです。
Posted by 32Count32Count at 2008年01月07日 10:31
この宿、行きたくなりました。即!検索。
かなり高い評価です。
お湯が熱いらしいんだけれど、そこのとこ、どうでしょう?
私、40度くらいが好きなんだけど。
Posted by みゅーん at 2008年01月08日 10:23
ホント みゅーんさん同様、近ければすぐにも行ってみたい!
かけ流しの温泉ってどのくらいの割合かな?といつも思ってしまう。
いいお年越しをなさいましたねぇ♪
とっても楽しみな blog です。
Posted by うたかた夫人うたかた夫人 at 2008年01月08日 11:34
はじめまして!

私も31日、1日と2泊越後屋さんに宿泊しました。
あまり他のお客さんとは顔を合せなかったのですが、
同じ時期ですね~

また利用した時には露天に入ろうと思っています♪
Posted by snow at 2008年01月09日 23:33
ゆったりと年越しされたようですね!
う~ん。羨ましい。(私も近年まれに見るゆったり年越しでしたが・・)
そうか~近場なだけに・・
逆に連泊する発想がなかったのですが・・
こうゆう癒しもありか~と納得。
どうも、温泉旅館は遠くで泊まるものという意識が(^^ゞ
でも、ホントこうゆう過ごし方いいです。
きっと充電バリバリですね♪
今年もよろしくお願いします(^^)
Posted by ぴあん at 2008年01月10日 09:01
レスが遅くなりました。

みゅーんさんへ
ありがとうございます。
旅行作家冥利につきます。
温泉の温度はまさに適温、とくにローマ風呂は40度ほどで長風呂が楽しめますよ。

ゆたかた夫人さんへ
角間温泉は湯田中渋温泉郷にあって、どちらかというと穴場的な温泉なのですが、泊まったこの越後屋さんに関してはどのお風呂もかけ流しで、いいお湯でしたよ〜。
今年もよろしく、です。

snow さんへ
初めまして〜。
まさに同じ時期に宿泊されていますね。
私はここの哀愁加減が好きで、恒例化の様相を呈してきました。
よろしくお願いします。

ぴあんさんへ
温泉宿に連泊のメリットは、なんといっても2日目がゆっくりできるということ、に尽きます。温泉を軸にいろいろと展開できますよ。こんな企画でどこかに持ち込んでみようかな!?
本年もよろしくお願いしま〜す。
Posted by 32Count32Count at 2008年01月12日 22:39
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