2010年08月16日

青森に集まる夜行列車たち〜あけぼの編

▼お約束の奥羽本線・白沢〜陣場のお立ち台にて捉えた下り<あけぼの>
青森に集まる夜行列車たち〜あけぼの編

ブルートレインの第二弾は「あけぼの」。

上野〜青森を結ぶ寝台特急なのですが、経路が、

東北、高崎、上越、信越、羽越、奥羽本線というように、上越国境を越えて、日本海沿いを北上するやや迂回するルートを採っているのが特徴的。
▼豊根〜二ツ井の米代川橋梁のインカーブ側より撮影。曇天だとサイドに影もなく編成写真が…
青森に集まる夜行列車たち〜あけぼの編

上野〜青森を13時間もかけて走破しています。

新幹線の恩恵を直接受けない、酒田や秋田、弘前といった都市の旅客需要を見込んでいるのでしょうか。

首都圏口の長岡以南では、上越国境の山越え対策のためか、昨年、EF64-0番台もしくは1000番台をコンバート(2010年3月以降は同機1000番台のみ)。

九州行きブルトレが削減された現在、唯一、直流の青い電気機関車が先頭に立っております。

この列車を終点近くの秋田、青森県内で撮影するのが今回の目的でもありました。

▼露光量が確保できず苦し紛れに流し撮りを敢行!
青森に集まる夜行列車たち〜あけぼの編

この界隈、撮影地には事欠く事無く、点在しているのは嬉しいかぎり。

日本海、八郎潟、米代川、矢立峠、津軽平野、岩木山…。

ポイント選びも楽しくもあります。

その中でも最も人気のスポットが白沢〜陣場間の松原トンネルを出て、下内川をカーブしたコンクリート橋で渡るところ。

弧を描くようにしてやって来る列車が鐵ゴコロをくすぐるのです。

このポイントをベースに、前後にポイントを選びつつ<あけぼの>狙い。

真っ赤な機関車に、青地のヘッドマーク、青い客車とのコントラストに萌えつつ撮影を楽しみました。


*奥羽本線・白沢〜陣場、豊根〜二ツ井、大釈迦〜鶴ケ坂
NikonD200+VR18〜200mm
2010.8.8、8.9、8.14撮影

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この記事へのコメント
32Countさま

なんだか今となっては赤い機関車が牽くあけぼのが
妙に懐かしいです。
お天気がいまいちだったのがちょっと残念でしたね。
Posted by 狂電関人 at 2010年08月17日 07:09
狂電関人さんへ
気がつけば赤いパーイチの牽くブルトレはこの「あけぼの」のみとなりましたね。
白陣の写真ですが、実は手前に来たカットでは、いきなり陽が照ってきて、罐に陽が当たって、最後尾が翳るという見事な「マンダーラ」になりました(爆)。
Posted by 32Count32Count at 2010年08月18日 09:13
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