2009年12月16日

デゴイチと上州の名山〜その1赤城山

デゴイチと上州の名山〜その1赤城山

昨年の信越本線・長野〜黒姫間の運転後、陸羽東線での運転前に「へそを溶かして」ボイラーの修繕を施していた「デゴイチ」ことD51-498。

約一年間の整備を経て、上州路で再び煙を上げています。
殊に先日、上越線の高崎〜水上間で行われたTVのロケ列車。

近代的な設備で常時「SLみなかみ号」で運用される青色の12系客車ではなく、戦中の鉄道を再現するために茶色の旧型客車がその任に充当されました。

とあっては、撮影の虫がうずき始め、上州路へと旅立った次第です。

当日は予報に反して、天候にも恵まれ、上州の山並みも多く見ることができました。

という訳で、ファーストカットは渋川駅の手前、赤城山を望む直線を真横から件の列車を狙うことにしました。

松井田町から渋川市に至る県道が意外と時間がかかり、現場に到着したのはなんと通過の3分前、クルマから外に出ると汽笛も…。

急いでカメラをセッティング。

ここでの主題は中望遠レンズで赤城山を引きつけつつ、列車を機関車+客車1両程度のフレーミングにして、流し撮ることに。

時間があれば何度かイメージトレーニングをするのですが、この時はその時間もなく、ほとんどぶっつけ本番。

すぐさまドラフト(SLの排気音)が聞こえてきて、視界に列車が登場!

赤城山の下に差しかかったところでシャッターを切り始め、たちどころに20コマを連写。

表題の写真は赤城山火山を形成する中央火口丘の地蔵岳でしょうか、頂上にはたくさんのアンテナが立っています。

D51の後ろには合造車のオハニ36-11が連結されています。

モニターで確認すると、案外、歩留まりもよく列車の停まったカットを多いのにはまずはひと安心。

上毛三山のひとつで、深田久弥の『日本百名山」に収められている赤城山との取り合わせをゲット!

渋川駅での長時間停車を利用して次の撮影地へと向かいました。


*上越線・八木原〜渋川(群馬県渋川市)
NikonD200+VR18〜200mm
2009.12撮影

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この記事へのコメント
498元気になって良かったです。これからも更なる活躍を願うばかりです。
煙も白くて、完全燃焼しているようで、好ましいですね。
ところで32Count様、あなたのイエスタデイレイアウト完成して、ブログにアップいたしました。
ジオラマですが、自分がその中で撮り鉄しているつもりで、撮影して見ました。
Posted by DT33 at 2009年12月16日 21:11
DT33さんへ
この日はどこの撮影地でも煙には恵まれたようですよ。来年は信州DCがあるだけに再度の来信を期待したいですね。
ジオラマ、なかなか雰囲気、良いですね〜、手先が器用で羨ましいです。次の「旅の宿」「赤ちょうちん」編、楽しみにしています。
Posted by 32Count32Count at 2009年12月17日 09:05
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