2022年12月30日
「石丸謙二郎の山カフェ」振り返り 山陰本線からの大山
私にとって2022年最大の出来事と言えば全国放送の生出演だったことに尽きます。
NHKラジオ第一放送で毎週土曜日8時05分〜9時55分までオンエアされている「石丸謙二郎の山カフェ」からお呼びがかかりました。
第一回目から聴いており幾度かは番組宛てにメールを送って採用されるほどのお気に入り、
その番組から出演依頼が来るとはまさに「青天の霹靂」。
すぐに出演の意思を伝えたものの、自分にとってはなにもかも初体験ばかり。
その不安を払拭すべく取り上げられるネタを新たに再確認して数値的なデータをしっかりアタマに叩きこんだつもりでしたが、
憧れのスタジオでの全国生放送というプレッシャーで用意したネタの半分がお蔵入りするハメに。
それでも年末の「石丸サンタがやってきた 山カフェクリスマス」では今年度放送された特集で5分ほどの短縮バージョンですが、再放送されました。
(移動中のカーラジオで聴いていましたが自分の声が流れてくる不思議体験しました)
Cafe note、らじるらじる聞き逃し(12/31まで)にアップされているので宜しければ…。
その中で山陰本線からの大山のことが俎上に上がっていたので画像を交えてフォローします。
大山は中国地方の最高峰で標高は1729m。
成層火山でとくに西側から眺めると端正な山容をしているため「伯耆富士」の愛称で親しまれていますが、度重なる火山活動と浸食により、たくさんの顔をもっている山でもあります。
そんな大山を鳥取駅から米子駅付近まで追ってみました。
↑表題の写真は泊〜松崎からの大山です。
こちらからはアルペン的で鋭角な表情が印象的!!
この日の晴天が期待されたため、仕事終わりの19時過ぎに長野を出発して途中仮眠はしたもののほぼ徹夜状態で鳥取の地に辿り着いて、
特急<スーパーはくと>やキハ47系普通列車などを撮っています。
4月も中旬を迎えたというのに季節はずれの降雪に大山が見舞われてラッキーでした♪
↑は名和〜大山口間の阿弥陀川橋梁にて。
この橋梁ではかつてブルートレイン<出雲>やキハ181系<おき>、キハ28系<とっとりライナー>等を撮っており再訪問となりましたが、
最初は土地勘が蘇らず右往左往するハメに…。
なんとか遠征最終日に過去の記憶を取り戻して右岸河原から今では貴重となった「タラコ色」キハ47系を彼の山バックに捉えることができました。
ここから望む大山は北壁を露わに見せて荒々しい印象ですね。
↑は伯耆大山〜東山公園間にて。
二枚目の写真撮影地から西に10kmちょっとしか移動していないのに北壁の荒々しい山肌はすっかりなりを潜めて綺麗な富士山型をしています。
見る位置で山容が同一の山とは思えないほど変化する典型と言えましょう。
蛇足ですが、この写真を撮った日は朝からの雨降りに見舞われて天気待ちに「山カフェ」を聴いていたところ、
やおら空が少し明るくなったかと思うと徐々に雲が切れはじめて大山の山頂が姿を見せて、
急遽、斐伊川橋梁へ出かけて鳥取からやって来るキハ47系充当の上記普通列車を撮った、というエピソードをぶっこもうとしましたが言えず仕舞い…。
生放送は脊髄反射的な瞬発力が必要と思いました。
山陰本線の初乗車は1981年9月のこと。
鉄研の夏合宿で津和野に滞在した後、当時の最長鈍行列車として名を馳せた824列車を益田から福知山まで乗り通しました。
大山の姿は中腹までしか目にすることはできませんでしたが、長い区間にわたってその成層火山ならではのオーラを垣間見た記憶があります。
824列車の乗車は途中駅からではあったものの、海や山の風景を眺めつつ、時にはジョイント音が子守唄となってまどろんだりと、ぼんやりまる一日を過ごせた汽車旅、
お尻は痛くなったものとても贅沢な時間でした。
そんな山陰本線と大山のことを語って2022年の〆といたします。
今年はあまりアップできませんでしたが、来年も弊ブログをよろしくお願い申し上げます。
*山陰本線・泊〜松崎、名和〜大山口、伯耆大山〜東山公園
NikonD810+200〜500mm、80〜200mm(C-PLフィルター使用、3枚目を除く)
2021.4.15、19、17撮影
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その番組から出演依頼が来るとはまさに「青天の霹靂」。
すぐに出演の意思を伝えたものの、自分にとってはなにもかも初体験ばかり。
その不安を払拭すべく取り上げられるネタを新たに再確認して数値的なデータをしっかりアタマに叩きこんだつもりでしたが、
憧れのスタジオでの全国生放送というプレッシャーで用意したネタの半分がお蔵入りするハメに。
それでも年末の「石丸サンタがやってきた 山カフェクリスマス」では今年度放送された特集で5分ほどの短縮バージョンですが、再放送されました。
(移動中のカーラジオで聴いていましたが自分の声が流れてくる不思議体験しました)
Cafe note、らじるらじる聞き逃し(12/31まで)にアップされているので宜しければ…。
その中で山陰本線からの大山のことが俎上に上がっていたので画像を交えてフォローします。
大山は中国地方の最高峰で標高は1729m。
成層火山でとくに西側から眺めると端正な山容をしているため「伯耆富士」の愛称で親しまれていますが、度重なる火山活動と浸食により、たくさんの顔をもっている山でもあります。
そんな大山を鳥取駅から米子駅付近まで追ってみました。
↑表題の写真は泊〜松崎からの大山です。
こちらからはアルペン的で鋭角な表情が印象的!!
この日の晴天が期待されたため、仕事終わりの19時過ぎに長野を出発して途中仮眠はしたもののほぼ徹夜状態で鳥取の地に辿り着いて、
特急<スーパーはくと>やキハ47系普通列車などを撮っています。
4月も中旬を迎えたというのに季節はずれの降雪に大山が見舞われてラッキーでした♪
↑は名和〜大山口間の阿弥陀川橋梁にて。
この橋梁ではかつてブルートレイン<出雲>やキハ181系<おき>、キハ28系<とっとりライナー>等を撮っており再訪問となりましたが、
最初は土地勘が蘇らず右往左往するハメに…。
なんとか遠征最終日に過去の記憶を取り戻して右岸河原から今では貴重となった「タラコ色」キハ47系を彼の山バックに捉えることができました。
ここから望む大山は北壁を露わに見せて荒々しい印象ですね。
↑は伯耆大山〜東山公園間にて。
二枚目の写真撮影地から西に10kmちょっとしか移動していないのに北壁の荒々しい山肌はすっかりなりを潜めて綺麗な富士山型をしています。
見る位置で山容が同一の山とは思えないほど変化する典型と言えましょう。
蛇足ですが、この写真を撮った日は朝からの雨降りに見舞われて天気待ちに「山カフェ」を聴いていたところ、
やおら空が少し明るくなったかと思うと徐々に雲が切れはじめて大山の山頂が姿を見せて、
急遽、斐伊川橋梁へ出かけて鳥取からやって来るキハ47系充当の上記普通列車を撮った、というエピソードをぶっこもうとしましたが言えず仕舞い…。
生放送は脊髄反射的な瞬発力が必要と思いました。
山陰本線の初乗車は1981年9月のこと。
鉄研の夏合宿で津和野に滞在した後、当時の最長鈍行列車として名を馳せた824列車を益田から福知山まで乗り通しました。
大山の姿は中腹までしか目にすることはできませんでしたが、長い区間にわたってその成層火山ならではのオーラを垣間見た記憶があります。
824列車の乗車は途中駅からではあったものの、海や山の風景を眺めつつ、時にはジョイント音が子守唄となってまどろんだりと、ぼんやりまる一日を過ごせた汽車旅、
お尻は痛くなったものとても贅沢な時間でした。
そんな山陰本線と大山のことを語って2022年の〆といたします。
今年はあまりアップできませんでしたが、来年も弊ブログをよろしくお願い申し上げます。
*山陰本線・泊〜松崎、名和〜大山口、伯耆大山〜東山公園
NikonD810+200〜500mm、80〜200mm(C-PLフィルター使用、3枚目を除く)
2021.4.15、19、17撮影
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Posted by 32Count at 22:51│Comments(2)
│日本の名山と鉄道・中国四国
この記事へのコメント
リスナーからのリクエストでしたね(^O^)/
キハ40系列が飯山線に入った時に「近代化された」と思ったのですが、間もなく出力不足と言う事で52等に戻ってしまいました
今年の模型、かつて乗った事の有る阪急千里線系統を作り出しましたが、勢いがついたのか西武赤電にも手を出してしまい、来年に続きそうです
キハ40系列が飯山線に入った時に「近代化された」と思ったのですが、間もなく出力不足と言う事で52等に戻ってしまいました
今年の模型、かつて乗った事の有る阪急千里線系統を作り出しましたが、勢いがついたのか西武赤電にも手を出してしまい、来年に続きそうです
Posted by DT33 at 2022年12月31日 06:00
DT33さんへ
聴いていただけましたか!?
ありがとうございます。
飯山線に入ったキハ40系が何故ひと世代前のキハ52に戻ったのか、納得しました!キハ40は車体が重くって意外とパワーがないと聞いたことがありました。豪雪地帯を走るだけに2基エンジンが現場で好まれたのでしょうね。
聴いていただけましたか!?
ありがとうございます。
飯山線に入ったキハ40系が何故ひと世代前のキハ52に戻ったのか、納得しました!キハ40は車体が重くって意外とパワーがないと聞いたことがありました。豪雪地帯を走るだけに2基エンジンが現場で好まれたのでしょうね。
Posted by 32Count at 2022年12月31日 23:11