2009年03月13日

身延線からの富士山

身延線からの富士山

東海道本線・函南〜三島間で「富士・はやぶさ」を見送った後、長野への帰途についた訳ですが、せっかく富士山麓に足を延ばしていることから、ちょっと寄り道をしました。

最初、御殿場線で「あさぎり」を撮ろうと思いましたが、富士山の東面には「見かけ上」雲が湧いている状態。

御殿場からの富嶽は望めないと判断して、身延線の富士宮へと転戦することにしました。
幸いにも南西側斜面には雲も無く、クッキリと頂上までその見事まで整った三角錐の大きな姿を目にすることができました。

訪れた撮影ポイントは富士宮より甲府寄り、沼久保と西富士宮のほぼ中間点。

かつてここを戦前の旧型電車が走っていた頃はよく訪れたのですが、たぶん、それ以来の訪問(!?)となりました。

撮影ポイントはうろ覚えという不安はあったものの、このポイントに「ビンゴ」で到着!

自身の「勘」の確かさに、自分で言うのもヘンですが感服しました。

築堤が緩いカーブの状態であって、しかも片ポール、落石感知の中継信号は(?)ですが、その背後に富士山が「でん」と聳えています。

中央の一番高いピークがお鉢最高峰の剣ヶ峰(3776m)で、左側のスカイライン下、雪が溶けて黒く見える岩肌は大沢崩れでしょうか。

この山容が富士宮市から見る富士山の特徴であると同時に、身延線のイメージを端的に伝えているように思えます。

特急「ふじがわ」をはじめ、いくつかの列車をアングルを少しづつ変えて、昼下がりの撮影を楽しんでいました。

午前中の「富士・はやぶさ」撮影の際も、これくらい綺麗に富士山が見えていれば良かったのだけれども…。


*身延線・沼久保〜西富士宮(静岡県・富士宮市)
NikonD200+VR18〜200mm
2009.3.11撮影

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この記事へのコメント
ちょっと雲がかかっていて、いい感じの富士山ですね!
私は、旧型国電以来身延線に足を運んでいません。
この写真を見ていて、ちょっと出かけたくなりました。
Posted by 狂電関人 at 2009年03月14日 11:04
狂電関人さんへ
電車の世代交代でなにかと離れ気味になりますが、改めて訪れるとたくさん発見がありますよ。身延線からの富士山、やはりでかいですね〜。御殿場線とともに是非、足を運んで下さいね。
Posted by 32Count32Count at 2009年03月14日 13:14
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