2007年08月14日
御嶽山、登拝登山

月遅れのお盆入りした12日、木曽の名峰・御嶽山(3067m)へ登拝登山してきました。
朝から天気に恵まれ、久しぶりの夏山をJoyしてきました。
御嶽山は飛騨山脈の南端に位置しているコニーデ型の独立峰。
北アルプスとは野麦峠で一線を画しています。
山容の優美さから古くから信仰の対象とされ、御嶽信仰も、今なお盛んです。

登頂は最も多く登られていてポピュラーな王滝村・田の原から最高峰の剣ケ峰を往復するルート。
王滝口六合目、標高2180mにあたり、ここまでは車道が通じています。
実質、高度差900mの登山となります。
周辺は湿原となっていて、低い灌木を前景に頂上部を望むことができます。
八合目の手前で、森林限界を越え、緑の海が広がるハイマツ帯となります。
背後には登山口の田の原が小さくなり、木曽谷を隔てて中央アルプスが、さらには南アルプスが雲海に浮かびます。
上昇してくる気流にあと押しされるように、軽快に一歩一歩、頂上に向けて歩を進めます。


九合目付近には「一口水」という水場があり、今の時期は水量が減っていますが、湿潤な環境にあってか、高山植物も多く見受けられました。
アオノツガザクラ、イワカガミ、イワギキョウ、ミヤマキンバイ…。
花たちにも励まされ、もうひと登りで王滝頂上へ、さらに八丁ダルミの緩やかなスロープを登りきると、剣ケ峰へと達します。

独立峰の絶頂だけに文字通り360度の眺望が広がります。
北方向には北アルプス・乗鞍岳から槍ヶ岳・穂高連峰、さらに立山連峰も確認できます。
西側は加賀の白山。
東側は中央アルプス連峰、さらにその奥には南アルプス連峰が横たわり、塩見岳の左側には富士山をも頭をのぞかせています。

雲が限りなく近いところに浮かんでいて、神の領域に近いことを感じずにはいられません。
御岳神社奥社では白装束の信者さんたちのお参りが間断なく続いていました。
久しぶりの頂上登頂を記念して私も手を合わせます。
この日の頂上は長袖のシャツがちょうどいい頃合い。
下界のうだるような暑さから逃れ、しばし高山で寛ぎのひと時を過ごしていました。
*御嶽山にて(木曽郡木曽町)
写真は上から
●田の原から御嶽山を望む
●八合目からの中央アルプス、恵那山
●ミヤマキンバイ
●アオノツガザクラ
●御嶽・剣ケ峰から高山湖「二ノ池」と北アルプス方面を望む
●頂上で見られた白雲
NikonD200+12〜24mm、28〜75mm
2007.8.12撮影
北アルプスとは野麦峠で一線を画しています。
山容の優美さから古くから信仰の対象とされ、御嶽信仰も、今なお盛んです。

登頂は最も多く登られていてポピュラーな王滝村・田の原から最高峰の剣ケ峰を往復するルート。
王滝口六合目、標高2180mにあたり、ここまでは車道が通じています。
実質、高度差900mの登山となります。
周辺は湿原となっていて、低い灌木を前景に頂上部を望むことができます。
八合目の手前で、森林限界を越え、緑の海が広がるハイマツ帯となります。
背後には登山口の田の原が小さくなり、木曽谷を隔てて中央アルプスが、さらには南アルプスが雲海に浮かびます。
上昇してくる気流にあと押しされるように、軽快に一歩一歩、頂上に向けて歩を進めます。


九合目付近には「一口水」という水場があり、今の時期は水量が減っていますが、湿潤な環境にあってか、高山植物も多く見受けられました。
アオノツガザクラ、イワカガミ、イワギキョウ、ミヤマキンバイ…。
花たちにも励まされ、もうひと登りで王滝頂上へ、さらに八丁ダルミの緩やかなスロープを登りきると、剣ケ峰へと達します。

独立峰の絶頂だけに文字通り360度の眺望が広がります。
北方向には北アルプス・乗鞍岳から槍ヶ岳・穂高連峰、さらに立山連峰も確認できます。
西側は加賀の白山。
東側は中央アルプス連峰、さらにその奥には南アルプス連峰が横たわり、塩見岳の左側には富士山をも頭をのぞかせています。

雲が限りなく近いところに浮かんでいて、神の領域に近いことを感じずにはいられません。
御岳神社奥社では白装束の信者さんたちのお参りが間断なく続いていました。
久しぶりの頂上登頂を記念して私も手を合わせます。
この日の頂上は長袖のシャツがちょうどいい頃合い。
下界のうだるような暑さから逃れ、しばし高山で寛ぎのひと時を過ごしていました。
*御嶽山にて(木曽郡木曽町)
写真は上から
●田の原から御嶽山を望む
●八合目からの中央アルプス、恵那山
●ミヤマキンバイ
●アオノツガザクラ
●御嶽・剣ケ峰から高山湖「二ノ池」と北アルプス方面を望む
●頂上で見られた白雲
NikonD200+12〜24mm、28〜75mm
2007.8.12撮影
パール常念岳
ダイヤモンド鹿島槍@松代大橋上流千曲川右岸堤防
ダイヤモンド槍ヶ岳 Part2
ダイヤモンド槍 2020
沈みゆくビーバームーンと妙高山
日本一高所の湖 御嶽山二ノ池のBefore After
ダイヤモンド鹿島槍@松代大橋上流千曲川右岸堤防
ダイヤモンド槍ヶ岳 Part2
ダイヤモンド槍 2020
沈みゆくビーバームーンと妙高山
日本一高所の湖 御嶽山二ノ池のBefore After
Posted by 32Count at 08:00│Comments(0)
│山とスキー