2009年03月20日

169系、湘南色、ラストラン

169系、湘南色、ラストラン

昨年、秋、しなの鉄道に所属する旧国鉄型の169系(S52編成)が、JR東日本長野支社とのタイアップ企画として、オリジナルの湘南色に戻されました。

自社のしなの鉄道内を始め、信越本線、篠ノ井線、大糸線、中央東線と管内のJR線での企画列車も懐かしのヘッドマークを掲げて多数、運行されました。
その自然な色合いと信州との風景がマッチする様子が好ましく、HPの運行予定表をチェックして、なんどとなく足を運びましたが、これもこの3連休で見納め。

当初から3月までの限定企画だったため、再び「しなの鉄道色」に戻されるとのことです。

塗装変更を前に、この前の日曜、軽井沢へ入る「41運用」があるのと、晴天が予想され浅間山が見えそう、ということで出撃してきました。

浅間山は確かに小諸付近からは見えていました。

ところが、浅間山の裾野の末端近く、軽井沢付近にはいや〜な霧が留まっている様子。

事実、御代田まで来ると視界が白いベールに閉ざされていました。

至近距離の信濃追分で撮りたかったのですが、無難に浅間山が見える平原駅の東方にカメラをセットしました。

この日は浅間山の中腹が雲の通り道だったようで、お目当ての169系が通過する時間帯に限って、雲が頂を隠したりして、こちらの思惑通りにはいきません。

理想的な山の姿を捉えようと雲待ちをして、結局、撮影可能な3本の列車を同じポジションで構えましたが、2本目の軽井沢へ向けての列車が一番雲が少なかったようです。

これも中腹にかかる大きな雲が気にはなりますが…。

長野に向けての2603Mが通過した30分後には、雲がスッキリと無くなった浅間山の姿を目にすることになりました。

朝方の軽井沢、霧と雲の去来でいつもながら泣かされます。


*しなの鉄道・御代田〜平原(小諸市)
NikonD200+VR18〜200mm(PLフィルター使用)
2009.3.15撮影


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