2015年09月07日

地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

寺田駅でガツンとやられた後、お次は山側にある分岐駅・岩峅寺駅を訪れました。

立山線と不二越・上滝とが合流するのです。

此処は以前から注目しており劇場で観た「劔岳・点の記」では明治時代の富山駅として登場、

↓レトロモダンとでも言うのか、二階建ての唐破風屋根がなんともそそらます。
地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

雄山神社門前駅の風格のなせる業です。

ここも入場券を購入して、撮影の了解を得て駅構内に入ると、これまた、どこを切り取っても絵になる光景が目白押し!!

不二越・上滝線の当駅折り返し電車が到着するので、

地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

進入風景をパチリ☆彡

プラットホーム上の待合室、ホーム上屋、電柱・架線の雰囲気、まさに1980年代まで全国各地にあった地方私鉄そのものの光景で、

ツートンカラーの鋼製電車がよく似合います♪

地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

そうこうしていると、立山線下り電車が入ってきたので、不二越・上滝線の電車とのツーショットを撮!

日本海みその看板がいかにも富山らしいです。

この駅もふたつの路線の間にちょっとした距離感が存在しますが、

考えてみると先の寺田駅、さらにはもうひとつの分岐駅・稲荷町駅も二路線がセパレートしており、

富山地鉄における分岐駅の配線、なんだかとても興味をそそります。

地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

不二越・上滝線から立山線への乗り換え案内もとてもいい味を醸し出しています。

地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

立山線は上下列車交換で、立山方面からは電鉄富山行き上り列車が降りてきましたが、

これが富山地鉄最古参となったモハ14722+クハ172のコンビ。

1962年、日本車輌製で長電に在籍したロマンスカー・2000系にも通じる部分があり、

なによりもほぼ同世代であることにそこはかとなくシンパシーを感じます。

岩峅寺駅での滞在時間は30分ほどでしたが、此処もまだまだ気づいていないストラクチャーが埋もれているように思われ、

とくに積雪期の薄暮、どんな表情を見せてくれるのか、興味津々であります。


*富山地方鉄道・岩峅寺駅にて(富山県立山町)
NikonD810+VR24〜120mm
2015.8.17撮影


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この記事へのコメント
32Countさま

触りだけとは言い、寺田も岩峅寺ともに物凄いオーラに圧倒されてしまいましたね!!

乗り鉄も含めて暫く目が離せない鉄道になりますね。
Posted by 狂電関人 at 2015年09月07日 13:21
狂電関人さんへ
季節や時間帯を変えて、足繁く通いたいですね。
全国的にも珍しくなった鋼製電車と昭和なストラクチャーに出会える貴重な鉄道だと思いました。
次回は全線、乗って楽しみたいです。
Posted by 32Count32Count at 2015年09月07日 21:38
富山地鉄のストラクチャー、侮り難しですね。
積雪地のこと、木造の古い建物を維持していくのは苦労が偲ばれます。
そこかしこの切り取りから匂いたつ昭和の香り。

「有峰口」も泣ける駅ですよお。
Posted by 風太郎 at 2015年09月17日 20:03
風太郎さんへ
富山地鉄の「駅取り」、
すっかりハマってしまいました。
立山・劔岳バックでばかり富山地鉄を撮っていましたが、
見方を変えるとホント、目からウロコの連続でした。
有峰口駅、気になっている駅なので、次回、訪問の際は是非!!
Posted by 32Count32Count at 2015年09月18日 20:08
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