2013年05月29日
富山地鉄から見た白馬連峰 二題

午前中、白馬界隈で北アルプスにまったく雲が湧く気配がなく、抜けるような青空が広がるような時、この一大山脈の西側の姿を見たくなる衝動に駆られます。
具体的には富山県側からということになりますが、お昼前後のトップライトの時間帯に移動すると、
14時前の光線状態のいい時には黒部やはたまた立山付近へと到達することができ、
信州側から見る北アルプスとは違った一面を撮影することができます。
5/24、この日は安曇野→白馬と北アルプスをバックに大糸線を撮影した後、富山地方鉄道の電鉄黒部付近へとクルマを走らせました。
このあたりから白馬連峰の富山県側からの姿を見ることができるのです。
まずは以前、撮影したことのある浦山付近へ。
線路が緩くカーブするイン側から白馬連峰を狙います。
画面右の雪が多く付いているピークが清水(しょうず)岳。
白馬岳から西に派生する尾根上にある山です。
その左隣が旭岳、そして見かけ上少し低くなった台形状のピークが白馬岳となります。
そこから低くなったところに鉢ヶ岳、少し高さを盛り返し画面左端が雪倉岳でしょうか。
白馬本峰を除いて、信州側から見られない山々のオンパレード、
しかも、白馬岳もずいぶん違った印象を受けます。
こんな山岳風景が広がる中、やって来たのは元西武鉄道5000系・レッドアローの車体を載せた16010系。
武蔵野育ちの私にとって、ガキの頃から慣れ親しんだ電車。
台車や主電動機こそ異なれど、北アルプスの麓で日々の運用をこなしていることは嬉しいことです。
少し海側へ移動して、

北陸本線とオーバークロスする電鉄石田〜電鉄黒部間の築堤へ。
昨年参加した「黒部名水ロードレース」でチェックしたポイントだったのですが、
ここで先ほどの白馬連峰を引き気味に撮ってみました。
画面右端の小さな▲のピークが天狗ノ頭。
そしてその左に清水岳、旭岳、白馬岳、鉢ヶ岳、雪倉岳と続き、左端は北アルプス北端の森林限界を超えた朝日岳となっています。
こちらはローレル賞を受賞した14760系。
白とグレーを基調にした地鉄オリジナル塗装。
塗装の種類も豊富で、このほか、黄色と緑を基調にした新地鉄色、旧京阪色と4種類もあり、
撮影していても何が来るかとても楽しみです。
地方私鉄にも広がるステンレス化の足音、
ここ富山地鉄は今もオール鋼製、2扉を保っています。
そのあたりにこだわりを感じさせます。
時間があれば全線をじっくり乗ってみたいものです。
*富山地方鉄道本線・栃屋〜浦山、電鉄石田〜電鉄黒部(富山県黒部市)
NikonD700+80〜200mm(PLフィルター使用)
2013.5.24撮影
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このあたりから白馬連峰の富山県側からの姿を見ることができるのです。
まずは以前、撮影したことのある浦山付近へ。
線路が緩くカーブするイン側から白馬連峰を狙います。
画面右の雪が多く付いているピークが清水(しょうず)岳。
白馬岳から西に派生する尾根上にある山です。
その左隣が旭岳、そして見かけ上少し低くなった台形状のピークが白馬岳となります。
そこから低くなったところに鉢ヶ岳、少し高さを盛り返し画面左端が雪倉岳でしょうか。
白馬本峰を除いて、信州側から見られない山々のオンパレード、
しかも、白馬岳もずいぶん違った印象を受けます。
こんな山岳風景が広がる中、やって来たのは元西武鉄道5000系・レッドアローの車体を載せた16010系。
武蔵野育ちの私にとって、ガキの頃から慣れ親しんだ電車。
台車や主電動機こそ異なれど、北アルプスの麓で日々の運用をこなしていることは嬉しいことです。
少し海側へ移動して、

北陸本線とオーバークロスする電鉄石田〜電鉄黒部間の築堤へ。
昨年参加した「黒部名水ロードレース」でチェックしたポイントだったのですが、
ここで先ほどの白馬連峰を引き気味に撮ってみました。
画面右端の小さな▲のピークが天狗ノ頭。
そしてその左に清水岳、旭岳、白馬岳、鉢ヶ岳、雪倉岳と続き、左端は北アルプス北端の森林限界を超えた朝日岳となっています。
こちらはローレル賞を受賞した14760系。
白とグレーを基調にした地鉄オリジナル塗装。
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Posted by 32Count at 22:01│Comments(0)
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