みすず刈る信濃の撮ってお記

8/4は久しぶりの長駆移動と相成りました。

松電・新村でひまわり畑を前景に3000形を撮った後、向かったのはみちのくは会津の旧山都町。

シゴナナの不具合から＜ばんえつ物語＞の代走を務めているDE10の姿を押さえるべくの行動。

実は７月終わりの週末、18きっぷで会津若松からの復路便を乗っているのですが、

中旬の運転でテンダーの台車に重大な故障が見つかったということで、

当日は楽しみにしていた蒸気機関車での旅を楽しむことはできず…。

とは言え、ヘッドマーク無しのデーテンと赤いばん物客車との取り合わせに、

一世を風靡したジョイフルトレインを見出し、これは記録の価値アリ！

ということで、松本→福島県喜多方市山都への移動を敢行するに至りました。

松本を10時に発ったゆえ、復路の新津行きのみの撮影でしたが、

セミセンターキャブの２位側が先頭とあって、私の好きなアングルのためカット数の少なさは目をつぶることしました。

まずは、山都〜荻野間のＳ字カーブでお出迎え。

サミットを越えた先にありますが、既に道路脇の立ち位置には三脚が林立しており、前回車中から見た時はひっそり閑としていた時とは状況が一転、

思えば、アノ時は台風接近で人出が少なかったことと妙に納得。

スペースはあったものの、２位側先頭を強調すべく道路を隔てた崖に脚立を立てて望みました。

ちょうどカーブが始まる上方には西吾妻山がちょこんと入ることも私的には◎

ところが…、

時間の経過とともに手前から影が徐々に伸びてしまい、実車が通過する時間帯には本来シャッターを切りたい位置は影でドボン。

やや手前のカットをアップします。

ヘッドマーク、ある・なしはいろいろと議論あるところでありますが、

昭和を生きてきたひとりとしてはイベントを感じさせない前者に軍配！

客車の色とともにかつてのジョイフルトレインを彷彿させるにじゅうぶんでした。


＊磐越西線・山都〜荻野（福島県喜多方市）
NikonD810+80〜200mm
2018.8.4撮影


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