2015年12月18日

初秋の箱根登山鉄道に昭和の風情を求めて スイッチバック 三題

初秋の箱根登山鉄道に昭和の風情を求めて スイッチバック 三題

スイッチバック好きとして、箱根登山鉄道に存在する3箇所は見逃すわけにはいきません!

宮ノ下からの国道1号線、途中から右に分かれると、箱根山中にありながら、相模灘が見えることに気づきつつ、やがて上大平台信号場へと辿り着きます。

「天下の険」を克服するために設けられたスイッチバックの信号場。
やがて、強羅から下って来たのが106号を先頭とする2連、

レベルの信号場に対し、80‰の高低差がある本線が分岐するさま、いや〜、萌えました♪

国鉄時代のスイッチバック停車場のほとんどが、勾配途中の、坂道発進対策なのに対し、

此処の3箇所、出山信号場、大平台駅、上大平台信号場は、純然たる山登りのために設置されています。

まさに方向転換の連続で、結果、湯本出発時では先頭だった車両も、終着の強羅ではしんがりに…。

なんとなく、鉄道ミステリーに展開できそうな感覚!?

少し歩くと、大平台駅へ…。

初秋の箱根登山鉄道に昭和の風情を求めて スイッチバック 三題

頭端ホームで待っていると、まず強羅から109号先頭の2連が下って来たのち、湯本からは104号先頭の2連が登って来ました。

以前ほど見られなくなったモハ1同士のスイッチバック駅での交換シーン、

ホント、昭和にタイムスリップした感覚です。

予定を変更して大平台駅から塔ノ沢駅までは登山鉄道に乗車しましたが、出山信号場では、

初秋の箱根登山鉄道に昭和の風情を求めて スイッチバック 三題

3000形電車「アレグラ号」とほぼ同時進入に恵まれ、運転台越しにパチリ。

スイッチバック好きの好奇心、かき立てられます♪

このような光景が日常で展開されている箱根登山鉄道、四季の移ろいとともに腰を据えて撮りたくなりました。


*箱根登山鉄道・上大平台信号場、大平台駅、出山信号場にて(神奈川県箱根町)
NikonD810+300mm、VR24〜120mm
2015.11.11撮影


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この記事へのコメント
かつてNHK出版でしたか、趣味の本ではNゲージレイアウトで出山信号所をイメージしたレイアウトが紹介されてました
スイッチバックを楽しむためだけのレイアウトですが、高低差も有り楽しそうでした
Posted by DT33DT33 at 2015年12月19日 08:38
DT33さんへ
登山鉄道の各スイッチバック、それぞれ雰囲気が異なっている点、興味津々でした。
電車の車長を含めてレイアウトにしやすいのかもしれませんね。
Posted by 32Count32Count at 2015年12月20日 05:22
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