上諏訪駅で途中下車すると目に飛び込んできたのは「TSURUYA」のお馴染みな看板。
(東信発のこのスーパーマーケット、北信ばかりではなく南信にも進出しているのですね〜)
ちょうどランチ時、
駅前で適当に食べようかと思っていましたが、コレを見てお昼のメニューは即決!!
惣菜とビールを買い込み信州号車内でお昼替わりにします。
特急信州号は茅野駅始発ですが、上諏訪駅から乗ったのには理由がありました。
上諏訪から乗ると長野まで100km未満のため特急指定席料金が1730円で済みますが、
茅野からだと150km未満の料金が適用されて2390円に跳ね上がちゃっいます。
この差額660円で500ml入り缶ビールと缶チューハイ、ポテチを買ってもお釣りがくるほど(笑)。
定刻に特急<信州>3号が上諏訪駅に入線。
初めて乗るE353系、
間接照明が取り入れられ落ち着いた雰囲気♪
シートも座り心地良くさすがはJR東の看板特急。
発車してほどなくお楽しみに手をつけました。
真っ昼間からのビール、
多少なりとも気が引けたものの、日曜日で車内も乗客が疎らということでお許しを〜。
なによりも生放送出演でナニかあってはいけない、
とくに持病の痛風が発作を起こしたとなればシャレにならず、この一週間ほどは禁酒していました。
列車の中でビール片手に山を眺める、
まさに下山後の心境で長野まで100km足らずを2時間25分もかけて走る!
表定速度は40km/h台。
特急列車としての看板は重すぎ、
もしかしたら日本一遅い期間限定の特急列車!?
でも、それを承知でこの列車に乗りたいがための遠回り帰還でした。
塩嶺トンネルを越え塩尻に出ると車窓には穂高連峰がお目見え。
この連嶺には若かりし頃通ったものでした。
最後に登ったのは20代後半か。
南松本では、
EH200の集合体が横切ります。
中央西線にも進出したためかロクヨンの姿は見当たらず…。
松本駅手前では、
美ヶ原を、
田沢駅手前では犀川越しに常念岳がお出まし〜♪
学生時代をこの乗越にある常念小屋で過ごしただけに私にとって思い入れの多い山。
左端の蝶ヶ岳には「蝶」の白い雪形も確認できました。
明科で北方向に向きを変えると西条付近では、
鹿島槍ヶ岳の双耳峰が見えました。
このあたりから前に走っている各駅停車に塞がれて特急本来の走りはなくトロトロとした感じ。
松本駅では「長野までお急ぎの方は3番線停車中の普通列車にお乗り下さい」と、
特急列車に誘導するのではなく普通列車をオススメしていたほどですから。
中信と北信を分かつ冠着トンネルを抜けるといよいよ「日本鉄道三大車窓」の始まり。
振り返ると旧羽尾信号場付近からは冠着山の姿も。
そして、姨捨駅へ進入。
本線から駅構内への折り返し線に入るその向こうには善光寺平とその周辺の山並み、
この日はピラミッド型の飯縄山とその左側には黒姫、妙高、高妻の北信五岳も視認できました。
姨捨駅ではなんと24分停車。
上り松本行き2440Mに加え下り特急<しなの>11号にも道を譲るのです。
特急が特急を追い抜く、
夜行寝台列車が走っていた頃はしばしば見られた光景でしたが、
松本駅を30分後に出発した後続の特急に追い抜かれるとは…。
まさに「特に先を急がない」列車の典型ですね。
逆にそれが車窓を満喫したり全国でも数少なくなったスイッチバックをこの姨捨駅ばかりでなく桑ノ原信号場でも体験できるのですから、
列車旅好きには堪えられません!!
乗客も心得ているようで姨捨駅では車外に出てホームからの眺望を楽しんでいるようでした。
川中島〜安茂里で犀川を渡ると終着・長野駅はもう間もないですが、
↓車外からのイメージ。犀川橋梁を渡る115系湘南色と鹿島槍ヶ岳(右)と爺ヶ岳(左)
この橋梁でシルエットに浮かぶ鹿島槍ヶ岳を眺めて上諏訪から長野に至る2時間25分の旅とともに東京駅から始まった9時にも及ぶ列車旅を締めくくりました。
*特急信州3号車内にて
2022.5.29乗車
↓応援クリック、励みになります。良かったらポチっと☆彡
にほんブログ村