中央東線 各駅停車で日本の名山を眺める車窓旅

32Count

2022年06月02日 05:00


生放送終了後、一日おいて帰路に就くことにしました。

<かがやき>での速達の往路に対し復路はとことん時間をかけることに。

乗車券は長野→篠ノ井(8030円)とし経路を北陸新幹線→東京都内→中央本線→篠ノ井線のひと筆書き切符を購入、

篠ノ井までとしたのはこの駅を境に運賃が330円アップするため、篠ノ井→長野は別途運賃200円を支払って乗車券代を浮かすことにしました。
高尾駅周辺で所用を済ませたあと、いよいよ中央本線の列車旅へ。

ここで懸案事項がひとつ、

それは乗り込む甲府行き529Mがセミクロスかロングかであるということ。

以前、高尾→松本を乗り通した時はロングシート車にあたってしまったため、

3時間半も苦行を強いられてしまい、

できればセミクロスシートに当たって欲しいと思っていたら…、

ボックス席が並ぶ1000番台でほっとしました。

高尾駅を定刻の9時24分に出発!!

日曜日とあってリュックサック姿の登山客の姿も多く車内は結構混み合っていました。

小仏峠、笹子峠とふたつの分水嶺を越えると甲府盆地への下り込み。

この日は快晴のため勝沼ぶどう郷駅付近からの南アルプスにまずは期待でした。


スマホ撮影ゆえ画質は良くありませんが、甲斐駒〜聖岳まで甲府盆地に接する山並みを一望できました。

その中で悪沢岳と赤石岳の部分をアップします。

この二峰は未登ゆえいつか近いうちは、なんて思っていますが何時になることやら…。

勝沼から急激に高度を下げても尚も南アルプスは存在感を示し振り返ると大菩薩嶺、そして富士山の姿も。


甲府駅では3分接続で松本行き435Mに乗り込みますが、想像通りロングシート車の3000番台。


まぁ、これは致し方ありません、

甲府始発の下り列車は撮影していてもロングシートのイメージが濃かったのですから。

とは言えハイライトとなる韮崎からは車内は人が減って好きな格好で車窓の山旅を堪能します。


新府駅を出たあたりから運転席越しに見た甲斐駒ヶ岳、

ここは列車撮影の際でもお馴染みなポイント。


さらに日野春駅では、


魔利支天を抱いた甲斐駒と鳳凰三山が、


小淵沢駅の先ではぐっと引き締まった姿の甲斐駒をそれぞれ望見することができました。

列車が西に進むにつれ甲斐駒ヶ岳の姿が徐々に姿を変えていき、新府付近では雪が見当たらなかったのですが、北斜面を見る小淵沢ではしっかり残雪を抱いています。

長野県側に入ると進行方向右側には八ヶ岳西面の荒々しい山肌も見えてきました。


立場川橋梁上から211系の窓越しに絵画のキャンバス風に撮ってみると結構いい感じ♪

右手の窓には編笠山、権現岳、西岳、阿弥陀岳を、

左手の窓には天狗岳を捉えることができました。


列車と絡めるとこんな感じ。

富士見、すずらんの里、青柳と下りこむと茅野、そして上諏訪へと到着。

時刻は12時17分、

目的の列車の発車時間までは30分ちょっと…、

お昼を食べたいところでしたがいささか中途半端。

すると見慣れたロゴが目に飛び込んできたので妙案が思い浮かびましたが、それは次回に。


*中央本線・529M〜435M車内にて
2022.5.29乗車


↓応援クリック、励みになります。良かったらポチっと☆彡

にほんブログ村


にほんブログ村


関連記事