山に関しては日本第二の高峰は北岳(3193m)で、世界第二の高峰はK2(8611m)なのですが、
やはりマニアックですね。
北岳は南アルプス北部に位置して間ノ岳(3190m)と農鳥岳(3026m)を併せて「白峰三山」とカテゴライズされ『日本百名山』にも収められている名山ないっぽう、
富士山とは大きく水をあけられているのも一般的ではない要因かも!?
とは言え人里からも広く眺められ、鉄道と絡めてこれまで撮ってきました。
↑表題の写真は小海線・清里〜野辺山間の八ヶ岳高原からです。
JR最高地点間近の標高1370mぐらいの地点で北岳の北西方向にあたります。
第三の高峰・間ノ岳と鳳凰三山を左に控え、「バットレス」と謂われる大岩壁が立体的に覗かせているのが私のお気に入り。
鉄橋が山梨・長野の県境で列車はまさに長野県に入った瞬間です。
こちらは西方向の伊那谷からの北岳、
飯田線・大田切〜宮田間に架かる大田切川橋梁を渡る213系とともに捉えました。
向かって左が北岳、右が間ノ岳ですが、小海線からのものとずいぶん印象が変わってきますね。
画面にはあえて入れなかったのですが北岳の左側にはさらに仙丈ヶ岳(3033m)も望まれ、
3000m峰がひと目で3峰も目の当たりにできる贅沢な鉄橋だったりします。
こちらは南東方向、甲府盆地からの北岳です。
身延線・甲斐上野〜東花輪間で撮りました。
山頂へと達する池山尾根とバットレスとの対比がなかなか♪
飯田線とはちょうど正反対に位置しているためかその輪郭に共通するところを見いだしますね。
山の高さ、大きさでは富士山には及ばないものの、じっくりと見て、写真を撮り、登ると北岳の良さがじわじわと感じてきて、
そこが「No.2」の味わいではないかと思います。
個人的には高校1年の夏休み、アルプスと謂われる山で、しかも『日本百名山』に初めて登ったのがこの北岳だっただけになにかと思い入れが多い山岳だったりします。
この時は初日の北岳登頂日以外は天候に恵まれず、三山の縦走を断念しているだけに、
45年ぶりに白峰三山の縦走、近いうちに完遂できたら、と思います。
*小海線・清里〜野辺山(南牧村)
飯田線・大田切〜宮田(宮田村)
身延線・甲斐上野〜東花輪(山梨県中央市)
NikonD810+80〜200mm、300mm(いずれもC-PLフィルター使用)
2018.2.18
2017.2.16
2017.3.4撮影
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