2012年10月23日
全山紅葉の巻機山 割引沢上部〜天狗尾根取付け
▼天狗尾根取付けから見た天狗岩と割引沢全景、さらに遠景は右から苗場山、谷川連峰…。
山はまさに錦繍の時を迎えています
ヌクビ沢を分け、割引(わりめき)沢上部へと分け入っていきます。
前半部にも増して左岸、右岸への徒渉を赤ペンキを頼りに繰り返しながら沢を詰めます。
変化が実に富んでいて、登行がなんとも楽しくもあります。
山はまさに錦繍の時を迎えています

ヌクビ沢を分け、割引(わりめき)沢上部へと分け入っていきます。
前半部にも増して左岸、右岸への徒渉を赤ペンキを頼りに繰り返しながら沢を詰めます。
変化が実に富んでいて、登行がなんとも楽しくもあります。
▼ドーム状の岩峰の天狗岩
天狗岩が前方に威圧的に聳えています。
割引沢のシンボリックな存在、登行意欲が否が応でもそそられます。
向って左側にある大倉尾根は赤や黄色のまさに原色で彩られています
このあたりはまさに紅葉の最盛期といった感じで、とくに大倉尾根の色づき具合は目に沁みました。
そこここにフォトジェニックなポイントがあって、そのたびにザックからカメラを出しての撮影、
行程が遅々として進みません。
▼割引沢の源頭部は尚も巨岩が積み重なり、徒渉を繰り返しながらの登登は変化に富んでいます
それでも岩が積み重なった沢の源頭部を遡るのは快適そのもの。
足裏と手のひらで岩の感触を確かめつつ高度を稼ぎます。
ガイド地図では天狗尾根の取り付き点が分かりにくいことが書かれていましたが、
赤ペンキの筆跡も明らかで、スグにそれと理解したのですが、
一枚岩をほぼ直登に近い感じでした。
ここを三点支持+腕力で越え、さらにその上部の傾斜角度40度以上と思われる急登は二足歩行が許されないほど。
ブッシュや木の枝、そのほか手に掴めるものがあれば、なんでも手がかりにしての登登は、正直あり得ないと思いつつも、面白いように高度が稼げて、
景観が場面ごとに変るので、急登にもかかわらず、ここでも写真を撮りまくりました。
その中で天狗尾根直下での景観。
天狗岩がほぼ目の高さまで近づいてきて、黒々とした岩峰を背景に、
前景にはナナカマドやダケカンバの紅葉、
奥には割引沢と大倉尾根の紅葉、
さらに遠景には谷川連峰から苗場山を見晴らすことができて、
間違いなくこの秋の一枚を撮ることができました。
まさに全山紅葉、いい時に登ることができ、感謝、感謝♪
*巻機山・割引沢〜天狗尾根取付きにて(新潟県南魚沼市)
NikonD700+VR24〜120mm(PLフィルター使用)
2012.10.22撮影
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天狗岩が前方に威圧的に聳えています。
割引沢のシンボリックな存在、登行意欲が否が応でもそそられます。
向って左側にある大倉尾根は赤や黄色のまさに原色で彩られています

このあたりはまさに紅葉の最盛期といった感じで、とくに大倉尾根の色づき具合は目に沁みました。
そこここにフォトジェニックなポイントがあって、そのたびにザックからカメラを出しての撮影、
行程が遅々として進みません。
▼割引沢の源頭部は尚も巨岩が積み重なり、徒渉を繰り返しながらの登登は変化に富んでいます

それでも岩が積み重なった沢の源頭部を遡るのは快適そのもの。
足裏と手のひらで岩の感触を確かめつつ高度を稼ぎます。
ガイド地図では天狗尾根の取り付き点が分かりにくいことが書かれていましたが、
赤ペンキの筆跡も明らかで、スグにそれと理解したのですが、
一枚岩をほぼ直登に近い感じでした。
ここを三点支持+腕力で越え、さらにその上部の傾斜角度40度以上と思われる急登は二足歩行が許されないほど。
ブッシュや木の枝、そのほか手に掴めるものがあれば、なんでも手がかりにしての登登は、正直あり得ないと思いつつも、面白いように高度が稼げて、
景観が場面ごとに変るので、急登にもかかわらず、ここでも写真を撮りまくりました。
その中で天狗尾根直下での景観。
天狗岩がほぼ目の高さまで近づいてきて、黒々とした岩峰を背景に、
前景にはナナカマドやダケカンバの紅葉、
奥には割引沢と大倉尾根の紅葉、
さらに遠景には谷川連峰から苗場山を見晴らすことができて、
間違いなくこの秋の一枚を撮ることができました。
まさに全山紅葉、いい時に登ることができ、感謝、感謝♪
*巻機山・割引沢〜天狗尾根取付きにて(新潟県南魚沼市)
NikonD700+VR24〜120mm(PLフィルター使用)
2012.10.22撮影
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パール常念岳
ダイヤモンド鹿島槍@松代大橋上流千曲川右岸堤防
ダイヤモンド槍ヶ岳 Part2
ダイヤモンド槍 2020
沈みゆくビーバームーンと妙高山
日本一高所の湖 御嶽山二ノ池のBefore After
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Posted by 32Count at 22:00│Comments(3)
│山とスキー
この記事へのコメント
32Countさま
登山お疲れ様です。
「巻機山」、マキハタという響きが良いですね!
同名の美味しい純米酒があります!!
とても豊潤で、まさにこの色どりの山にピッタリな感じです。
登山お疲れ様です。
「巻機山」、マキハタという響きが良いですね!
同名の美味しい純米酒があります!!
とても豊潤で、まさにこの色どりの山にピッタリな感じです。
Posted by 狂電関人 at 2012年10月24日 06:59
32Countさん
更新お疲れ様です。
すごい!!!!!こんなに紅葉が綺麗に出る場所はあるのが感動です。
文書読む限りではどだい素人では到達できそうにない場所だとは思いますが登山をしてみたいと思いますね。
余談ですが今日は朝から紀勢貨物の俯瞰を撮り登山したら尾根上で迷子になり、仕事も控えていたので道なき道を降りましたが・・登山で迷子になる気持ちがよくわかりました。過信は禁物ですね。
更新お疲れ様です。
すごい!!!!!こんなに紅葉が綺麗に出る場所はあるのが感動です。
文書読む限りではどだい素人では到達できそうにない場所だとは思いますが登山をしてみたいと思いますね。
余談ですが今日は朝から紀勢貨物の俯瞰を撮り登山したら尾根上で迷子になり、仕事も控えていたので道なき道を降りましたが・・登山で迷子になる気持ちがよくわかりました。過信は禁物ですね。
Posted by たかヤン at 2012年10月24日 14:35
狂電関人さんへ
「巻機山」、ご相伴に与りました。
「八海山」とはまたひと味違った、ご指摘の通り豊潤なお酒でした。
名山を冠する地酒巡りっていうのもオツですね。
たかヤンさんへ
どうもありがとうございます。
まさに紅葉のピークに登ることができて、最近の登山の中でも思い出深いものとなりました。
登山道は案外、しっかりしているので、鉄道撮影の道無き斜面を辿る俯瞰撮影での山登りよりももしかしたら楽かもしれません。
紀勢本線の凸ですか、出かけてみたいのですが、遠くって…。
「巻機山」、ご相伴に与りました。
「八海山」とはまたひと味違った、ご指摘の通り豊潤なお酒でした。
名山を冠する地酒巡りっていうのもオツですね。
たかヤンさんへ
どうもありがとうございます。
まさに紅葉のピークに登ることができて、最近の登山の中でも思い出深いものとなりました。
登山道は案外、しっかりしているので、鉄道撮影の道無き斜面を辿る俯瞰撮影での山登りよりももしかしたら楽かもしれません。
紀勢本線の凸ですか、出かけてみたいのですが、遠くって…。
Posted by 32Count
at 2012年10月24日 21:28
