二本木スイッチバックを往く413・455系交直急行色 二本木駅ホーム先端より

32Count

2022年02月22日 22:22


妙高高原駅折り返しの直江津行き8347M、

やはりスイッチバックにこだわったアングル、二本木駅上り方ホーム先端に求めました。

こちらにはスイッチバック展望デッキなるものが設置されており(冬季閉鎖)、その様子の全貌をじっくり観察できるスポットであります。
分岐器から枝分かれする線路が雪で白一色となりその特異な線形が手に取るように分かるのが、

まさに冬期間ならではの光景!!

二本木駅のものは本線スルーの姨捨駅とは異なって、通過時はポイントを渡っていく構造ゆえ、

<あさま>や<白山>は減速を強いられたのでしょうね。

旧信越本線では御代田、関山とスイッチバック構造でしたが、電車化にともない相次いで廃止され、

この二本木駅は日本曹達への貨物取り扱いもあり残され、トキ鉄に引き継がれてからも勾配途中に新たにホームと駅舎が建設されることなく、

明治開業当時の姿を令和の今にも伝えています。

まずは妙高高原方から二本木駅への入線シーンを500mm相当の望遠レンズで圧縮。

スノーシェッドを備えた折り返し線と25‰で上っている本線との高低差が萌えポイント。

国鉄時代から交直急行電車の入線はないのでしょうけど、鋼製ツートンカラーはよく似合います♪

続いて、


推進運転で折り返し線へと向かうところ、

編成をくねらせながらゆっくりと走ります。

そして、


本線を渡り折り返し線終端付近のショット。

安全確認のため車掌氏が窓から顔を出していますね。

電車の存在で妙高高原へ向かう鉄路の勾配度合いがクッキリと分かります。

ラストは、


折り返し線から本線へと入った瞬間です。

同じところを行ったり来たりする4分間ほどのスイッチバックシーン、

そのイレギュラーな運転方式だけにマニア心をくすぐるのですが、

今はもう此処と姨捨駅を含めた数箇所のみとなりました。

貴重な線形だけに動画でもそのガタゴトぶりを記録したくなります。

(専用のビデオカメラは持っていませんが…)


*えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・二本木駅にて(新潟県上越市中郷区)
NikonD810+200〜500mm
2022.2.13撮影


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