地鉄・岩峅寺駅のストラクチャー

32Count

2015年09月07日 12:00


寺田駅でガツンとやられた後、お次は山側にある分岐駅・岩峅寺駅を訪れました。

立山線と不二越・上滝とが合流するのです。

此処は以前から注目しており劇場で観た「劔岳・点の記」では明治時代の富山駅として登場、

↓レトロモダンとでも言うのか、二階建ての唐破風屋根がなんともそそらます。

雄山神社門前駅の風格のなせる業です。

ここも入場券を購入して、撮影の了解を得て駅構内に入ると、これまた、どこを切り取っても絵になる光景が目白押し!!

不二越・上滝線の当駅折り返し電車が到着するので、


進入風景をパチリ☆彡

プラットホーム上の待合室、ホーム上屋、電柱・架線の雰囲気、まさに1980年代まで全国各地にあった地方私鉄そのものの光景で、

ツートンカラーの鋼製電車がよく似合います♪


そうこうしていると、立山線下り電車が入ってきたので、不二越・上滝線の電車とのツーショットを撮!

日本海みその看板がいかにも富山らしいです。

この駅もふたつの路線の間にちょっとした距離感が存在しますが、

考えてみると先の寺田駅、さらにはもうひとつの分岐駅・稲荷町駅も二路線がセパレートしており、

富山地鉄における分岐駅の配線、なんだかとても興味をそそります。


不二越・上滝線から立山線への乗り換え案内もとてもいい味を醸し出しています。


立山線は上下列車交換で、立山方面からは電鉄富山行き上り列車が降りてきましたが、

これが富山地鉄最古参となったモハ14722+クハ172のコンビ。

1962年、日本車輌製で長電に在籍したロマンスカー・2000系にも通じる部分があり、

なによりもほぼ同世代であることにそこはかとなくシンパシーを感じます。

岩峅寺駅での滞在時間は30分ほどでしたが、此処もまだまだ気づいていないストラクチャーが埋もれているように思われ、

とくに積雪期の薄暮、どんな表情を見せてくれるのか、興味津々であります。


*富山地方鉄道・岩峅寺駅にて(富山県立山町)
NikonD810+VR24〜120mm
2015.8.17撮影


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