寝台特急「北斗星」上野駅点描と推進回送
「北斗星」上野駅入線後、推進回送発車時刻まで各所をスナップ。
ブルートレインが駅に停泊すると、そこはかとなく情緒的な雰囲気になりますね。
まずは、全体の風景。
北海道からの長旅を終えた旅人が乗り換えのため、はたまたこの駅で下車するためか、プラットホームを歩いていきます。
特急 北斗星 上野
旅情をかきたてられます♪
★★★は「2段ハネ」の表示、
最後にブルトレに乗ったのは叔母の法事で往復「さくら」に乗って以来、かれこれ20年以上も乗っていません。
「北斗星」のトレインマーク、
青函トンネル開通にともない北海道直通夜行の設定で生まれ、個室寝台やフルコースディナーを満喫できる食堂車連結で、最初の豪華列車として一時代を築きましたが、
それもあとふた月で過去帳入りに…。
大学を卒業したばかりの新人時代、時はバブルに向かって活況を呈しつつあり、また、国鉄が民営分割化され、
北海道の函館本線ではC62-3が奇跡の復活を遂げたのを機に、
「北斗星」に揺られて頻繁に渡道したことが懐かしく思われる今日この頃、
この国から夜行列車が消滅してしまうのですね〜。
9時40分過ぎ、カニ25の推進乗務員さんのタンフォン一声で尾久へと引き上げていきました。
その風景に、『ある機関助士』のラストシーンとダブりました。
8008列車、上野、定時到着、とくに異常ありません。
*東北本線・上野駅にて(東京都台東区)
NikonD700+300mm、VR24〜120mm
2015.6.17撮影
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