エサオマントッタベツ岳と根室本線
今回の旅で「掘り出し物」の山でした。
エサオマントッタベツ岳(1902m)。
日高山脈の最高峰・幌尻岳の南側の主稜線上にある山で、「遡っていけば元の所に帰ってくる函の川」(ヤマケイオンラインから引用)という意味のアイヌ語地名。
この山の存在に気がついたのは幕別で幌尻岳を撮ったのち、富良野方面へ向かう国道38号線の道すがら、
進行方向左手にとにかくカッコイイ山を発見
ちょうど左に入る道があったので曲がってみると…、
その道は根室本線への踏切へと続いており、その上方に彼の山が聳えていました。
地図で照合してみるとエサオマントッタベツ岳!?、と判明。
目が惹きつけられたのはスプーンでえぐられたような氷河の痕跡・カール地形を抱いていること。
それも尾根を隔てて2箇所も!!
既に太陽光は頭上からのものになっており良いライティングではなかったため、この時は「押さえ」カットのみを撮るに留めて、
滞在中の再訪を窺っていたところ、
2日後に願ったり叶ったりの日和に恵まれました。
早朝の下りDF200牽引貨物とキハ261系<とかち>などを撮!!
ことに32D帯広発札幌行き<とかち>、
そのアイボリーホワイトの先端部が、北海道らしい牧歌的風景&残雪の日高山系と絶妙なコントラストを魅せてくれました♪
この山へは登山道がなくカールから流れ出る沢を遡って登るようですが、滝の高巻きや背丈ほどのハイマツと格闘、
なによりもヒグマの生息地であることから難易度が高そうです。
それにしてもカールを抱いた姿、見惚れてしまいます
*根室本線・十勝清水〜御影(北海道芽室町)
NikonD810+200〜500mm(C-PLフィルター使用)
2023.5.26撮影
↓応援クリック、励みになります。良かったらポチっと☆彡
にほんブログ村
にほんブログ村
関連記事