ランニングコースから見える山並み

32Count

2008年01月16日 17:00


寒に入り一年で最も寒さが厳しい時節。

それを裏付けるように長野市は先週末から連日、朝は氷点下、昨日は日中でもプラスにならない真冬日でした。

雪が降ったり止んだりして、いかにも北信らしい天候ですが、それでも今年は雪が少ないような気がします。
お陰さまというか、この時期でも路面は凍結や圧雪になることも少なく、外でのランニングが可能となっています。

以前にも書きましたが、走って5分もすると身体の内側から温かくなってくるので、意外というか、寒さはそれほど気にはなりません。

ジムのトレッドミルと違って、絶えず風景が移りゆく様を眺めながら走るのは、なんとも気持ちのいいことです。

とくに信州という土地柄、雪山を見ての練習は何ものにもかえがたく、励みにもなります。

練習コースからはいろいろな山域が眺められ、それらを同定しながら走るのが楽しみでもあります。



南寄りには麓に菅平を控える根子岳、四阿(あずまや)山が大きく根を張り(上の写真)、そこから北に目を移動させると、土鍋山、破風(はふ)岳、御飯岳といった須坂市の奥山が見え、その根元には松代、保科川、須坂、松川の各扇状地がまるで入り江のような特徴ある地形を見せてくれています。

さらに目を北に移すと雪の白さが際立つ本白根山が、上州国境いのたわんだ稜線の向うにちょこんと姿を現し、横手山、笠ヶ岳(下の写真)、寺子屋山、岩菅山といった志賀高原の代表的な山がそれに続き、北の端には富士山型の高社山がこれらの山並みの終止符を打つようにどっしりと聳えています。

いつも夕刻近くから走り出すのですが、陽が西に傾くにつれ雪山が白から黄色、オレンジ、サーモンピンクへと移ろう様を走りながら眺めるのは、信州在住の特権でしょうか。

このモチベーションを保ちつつ来月の東京マラソン、4月の長野マラソンに向けて練習に励みたいものです。


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