志賀高原で準高地トレーニング

32Count

2012年08月19日 10:00

▼スタート地点の志賀高原・高天原。標高は1600mを超える準高地


バタバタしてしばらくお休みしていた走り込みですが、秋のレースに向けて朝夕の時間帯を中心に復活しました。

とは言え、夕方は昼間の熱気がまだ残っていて、やや不快なのが気になるところで、

ならばと思い、涼しい高原に上がればこの点は解消!?、などと安易な気持ちで向った先は志賀高原。

▼岩菅山山腹をまく車道。クルマ通りは少なく走るのが快適


以前から目をつけていたのですが、高天原から奥志賀にかけては起伏が比較的緩やかなのに加え、雑魚川を挟んで道が両岸に開削されているので、周回コースの設定が可能なのです。

で、実走したのは、

高天原〜一ノ瀬〜岩菅山登山口〜奥志賀林道入口(折返し)〜焼額山スキー場〜一ノ瀬〜高天原

というコース。

インスペクションのため、クルマで走ってみたら全長16km(1マイル)のコースでした。

さすがに志賀高原、日中でも23℃と涼しく、この中でのランニングはさぞかし爽やか!、などと想像しつつ、高天原をスタート。

ここで認識を誤っていたことがひとつ。

奥志賀というくらいだから、高度はそちらのほうが高いと思っていたのですが、実はまったく反対で、

一ノ瀬から延々と岩菅山の麓のワイディングロードを下っていくではありませんか。

「こりゃ、帰りが大変そうなコースだったな」

そう思いつつも、極端な急な傾斜はなく、ほどよい下り坂を利用して快調に走りました。

合宿でも使われているようで、競歩やスキーのクロスカントリーの練習をしている姿もチラホラ。

やはり下界に比べると涼しいのに加え、準高地トレーニングとしても最適なんでしょうね。



渡る沢も源流の様相を呈していて、なんともそのあたりが癒されます。

バスの走るメインルートに合流して、もう少し奥へと向うと、道は一転、結構な上り坂に変ります。

ところがこの前後から俄に激しい雨に見舞われて、全身ズブ濡れ状態に。

眼鏡に水滴が付着するなど視界も極端に悪い中のランニングがしばらく続きました。

▼折り返し地点の奥志賀栄線と奥志賀高原ホテルへの分岐点。このあたりで標高1450mぐらい


奥志賀公園栄線と奥志賀高原ホテルへの道と分岐点で折り返し。

▼奥志賀付近から見た岩菅山。久しぶりにあの頂にも立ちたい


いったんは下りますが、岩菅山への道を分けると、長い上り坂へ変りました。

往路の下りを一気に解消させるほどで、それがプリンスホテル南館先まで続きます。

速度は早歩きと大して変わりないほどの遅さ。

走り込み不足から登坂能力がかなり失われてしまった感がありました。

プリンスホテル西館でようやく上り坂から解放され、雨も上がったものの、一ノ瀬から高天原までは最後の上りが控えており、これをほうほうの体で登りきるとようやく高天原。

▼高原には秋を告げるヤナギランが満開でした


16kmを1時間25分もかかってしまいました。

コース全体を見ると、復路=下り、往路=上り、の完全な片勾配で、

タイム的には復路でかなりロスしてしまいましたが、心肺機能の向上と走力アップのためにはいい練習になったかな!?

なによりも高原の清々しい空気の中でのランニングは快適そのものでした。

汗と雨で濡れたカラダは、下界の角間温泉の共同浴場で流したのですが、ここまで下ると再びうだるような暑さに見舞われたのでした。

やはり志賀高原は涼しい!


*志賀高原にて
NikonD700+VR24〜120mm(コースインスペクションの際、撮影)
2012.8.15実走


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