えびす講煙火@小市橋
善光寺平に初冬の到来を告げる「えびす講煙花大会」。
晩秋に行なわれる花火大会としては全国的にも珍しいとのこと。
信州に移住した17〜8年前から数年間、この花火を寒さに身体をブルブル震わせながら見たり、撮ったりしたものですが、この数年の暖冬傾向で割りわい温かい気候で見たような気がします。
ところが…。
今日、23日の夕刻、近くの温度計はプラス1度という、真冬なみの気温。
犀川の上流側、小市橋でカメラをセットしたのですが、あまりの寒さで身を縮ませての花火撮影でした。
手前には信越本線、長野新幹線の橋梁を配し、電車の光跡を取り入れたかったのですが、花火が上がったタイミングで列車が来なかったりしてうまくいきませんでした。
でも、考えてみれば「多重露光」という手法を使えばなんのことはなかったのですね。
そんな冷静な判断に至らないほど寒さが身にしみました。
いかにも「寒い」というオーラが全身から出ていたのでしょうか、周辺に住む通りすがりのオジさんが、なんと温かい缶コーヒーを差し入れてくれました。
「ありがとう!」
こんな時の心遣いほど嬉しいものはありません。
この晩秋、長野市内は既に3回の降雪…。
本格的な冬は、もうそこまで来ています。
*えびす講煙花大会(長野市安茂里小市、小市橋にて)
NikonD200+80〜200mm
2007.11.23撮影
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