気持ちが乗らなくなってしばらく離れていたエアロビクスのレッスン。
おそらくは5年位は受けていなかったのかと思います。
スタッフカメラマン時代から10年近くは足繁くのスタジオ通い。
仕事でほうぼうを回った1年間、北は岩手・盛岡や秋田から南は四国・高松に至るまで、メンバーとなっているスポーツクラブの提携先を、
仕事が終わる夕刻に行われるレッスンを見つけ漁ったほどです。
ハンドルネーム「32Count」も、エアロのレッスンで使われるノンストップの楽曲が32カウント構成になっているからで、
いっときはこの種のCDを買いあさり、気分を高めるためよく聴いていました。
(スタッフカメラマン時代、私のクルマに同乗したライターの皆さま、その節は喧噪な音楽をかけていて、大変失礼しました)
エアロオタクだった私でしたが、そのうちマラソンにのめり込むようになり、外走りが多くなり、
同時に鉄道撮影においては、長野県内外でリバイバル塗装が増えて、そちらに目が向き始め、
決められたスケジュールの中にあるプログラムから徐々に距離を置くようになったと思います。
で、昨日の日曜日、
外を走るのにはいささか暑くなりすぎたので、スポクラで汗を流すことに。
せっかくなら、久しぶりにエアロのレッスンを受けたくなり、お昼頃に行われる中級クラスへ。
正直、ついていけるかどうか、不安だらけでしたが…、
意外にも個々のステップ、カラダのほうが覚えていてくれて、とりあえずはウォーミングアップまでは問題ナシ。
メインエクササイズに入って、ターンや方向を変えたりと、どんどんと変化が付けられ、コンビネーションとして複雑化していくのですが、
驚くことになんとかクリア。
(とは言え、ひとつ怪しくって誤魔化したステップがありましたが…)
いつものランニングや登山とは違ってカラダ全体の筋肉を使いきった感があって、とても気持ちのいい汗を流すことができました。
音楽と一体化するまでには、まだ至らないのですが、音とともに身体を動かす爽快感を体験、
エアロビクス、恐るべし!!
しばらく離れていたからこそ、そのレッスン・プログラミングの良さを実感できました。
スタジオ通い、復活の兆しが…。
閑話休題。
スポーツクラブを出て、夕方まで時間があったので善光寺さんへ立ち寄ることにしました。
この日が57日間のご開帳の最終日、どんなふうに幕を下ろすのか、興味もありました。
境内は毎度のことながら人でごった返していましたが、内陣参拝や回向柱を除いて、本堂は意外と空いている感じで、
すんなりとお参りを済ませ、片隅で夕座法要が始まるのを待ちました。
17時、鐘を合図に読経が始まり、そして、副住職の手により前立本尊を安置する厨子の扉が閉じられると、
本堂に詰めかけていた参拝者からは嘆息とともに拍手がまき起こり、ご開帳の幕が閉じられました。
次回は2021年、
還暦を過ぎてからのご開帳となります。
果たして、どのような形で迎えることができるのか、期待感があるいっぽう、不安な要素のほうが勝っている、というのが正直なところでしょうか。
善光寺さんからの帰り道、ぶらぶらと城山を越えると、目の前には志賀高原から菅平の山並みが広がり、その懐には長野市街地が佇んでいて、望岳のひととき。
我が居住地の良さを再発見した思いです。
*善光寺にて(長野市)
2015.5.31撮影
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