青森に集まる夜行列車たち〜あけぼの編
▼お約束の奥羽本線・白沢〜陣場のお立ち台にて捉えた下り<あけぼの>
ブルートレインの第二弾は「あけぼの」。
上野〜青森を結ぶ寝台特急なのですが、経路が、
東北、高崎、上越、信越、羽越、奥羽本線というように、上越国境を越えて、日本海沿いを北上するやや迂回するルートを採っているのが特徴的。
▼豊根〜二ツ井の米代川橋梁のインカーブ側より撮影。曇天だとサイドに影もなく編成写真が…
上野〜青森を13時間もかけて走破しています。
新幹線の恩恵を直接受けない、酒田や秋田、弘前といった都市の旅客需要を見込んでいるのでしょうか。
首都圏口の長岡以南では、上越国境の山越え対策のためか、昨年、EF64-0番台もしくは1000番台をコンバート(2010年3月以降は同機1000番台のみ)。
九州行きブルトレが削減された現在、唯一、直流の青い電気機関車が先頭に立っております。
この列車を終点近くの秋田、青森県内で撮影するのが今回の目的でもありました。
▼露光量が確保できず苦し紛れに流し撮りを敢行!
この界隈、撮影地には事欠く事無く、点在しているのは嬉しいかぎり。
日本海、八郎潟、米代川、矢立峠、津軽平野、岩木山…。
ポイント選びも楽しくもあります。
その中でも最も人気のスポットが白沢〜陣場間の松原トンネルを出て、下内川をカーブしたコンクリート橋で渡るところ。
弧を描くようにしてやって来る列車が鐵ゴコロをくすぐるのです。
このポイントをベースに、前後にポイントを選びつつ<あけぼの>狙い。
真っ赤な機関車に、青地のヘッドマーク、青い客車とのコントラストに萌えつつ撮影を楽しみました。
*奥羽本線・白沢〜陣場、豊根〜二ツ井、大釈迦〜鶴ケ坂
NikonD200+VR18〜200mm
2010.8.8、8.9、8.14撮影
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