突発性低音障害型感音難聴!?

32Count

2010年03月24日 08:30



東北遠征中からなんとなく耳の聞き取り具合に違和感がありました…。

例えば列車が高速でトンネルに入った瞬間、気圧の変化に伴って起きるツンとした感じだったり、あるいはプールで泳いでいて耳に水が入った時のゴワゴワした感じだったりで、とくに左耳に耳鳴りみたいなものがしばしば発生するようになりました。
極めつけは仙台駅の新幹線ホームでのひとコマ。

雑踏が耳の中でキンキン、駅のアナウンスが反響しまくりで、早くその場を立ち去りたいほどでした。

この時を前後に、クルマを運転していると、タイヤが路面と接触する音や空気を切る音、さらにはクルマのエンジン音といった雑多な音が耳の中で共鳴するようになりました。

なんとなく左耳がおかしいと思っていましたが…。

おかしかったのは実は右耳でした。

きき耳である右耳での電話での呼び出し音や相手の声が、2、3日前まで異常は感じられなかったのですが、東北遠征から帰ってきてからえらく遠く感じ、受話器を左耳に持ちかえたところ、ごく普通に聞くことができたのです。

「!」

高い音はなんとか聞くことができるのですが、低い音がほとんど聞き取れないのです。

連休明けを待って、耳鼻咽喉科で診察してもらったところ、

「突発性低音障害型感音難聴」

という診断。

検査の結果、低音部分の聴力が落ちているようでした。

いわゆる突発性難聴のひとつ、原因はよく分からないのですが、珍しくはない症状だそうです。

内耳の血流が悪かったり、リンパ液の圧力が上がって聞きを悪くしているらしいです。

このところの不規則な生活が遠因になっていたかも…。

処方された薬は全部で5種類。

その中でのメインは「プレドニン錠」というステロイド剤、これで耳の聞き具合を改善するそうです。

その他、「メチコバール」「イソバイド」といった薬も処方されました。

突発性難聴は症状が出始めてからひと月が鍵だと聞きました。

そういった点では、早めに医師にかかって良かったと思います。

一週間後、薬の効果を確かめるため、再び日赤へ通院しますが、なんとか症状が改善されていると良いのだけれども…。

薬の服用とともの日常生活も改めなくてはいけませんね。
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