ながでん3500系と信越の名峰 四阿山・根子岳編
前回アップの、槍ヶ岳バックを3500系ラストショットにするつもりでしたが…、
急速に上信国境の山並みの雲が取れてきたため、四阿山・根子岳バックに須坂行きの下り列車をもう1本撮ることにしました。
村山橋西詰の築堤下、アオリ気味に望遠レンズで岳を引き寄せると電車の直近に聳えているように作画できます。
向かって右側の白い峰が根子岳、左側の黒っぽい山頂が『日本百名山』収録の四阿山です。
構図を決めて少しすると目的の列車が下ってきました!
このアングルもレリーズポイントの範囲が狭く撮影時の緊張感が高まったものの、ほぼイメージ通りの位置に3500系を置くことができました。
理想を語ると夕方の山がピンク色に染まるアーベントロートの状態で上り列車をもうワンショット撮りたかったですが、この後スグに仕事が控えているため、
後ろ髪引かれる思いでしたが、切り上げることにしました。
長電入線時、ステンレス車両ゆえに北信濃の景観に「映えない」という先入観が先行しましたが、
「マッコウクジラ」とあだ名されたおでこの広いフォルムはなかなかどうして、
フォトジェニックで、撮り方次第では良き撮影対象に昇華!!
営団〜東京メトロで30年、長電で30年…、
とくに長電での運用は急勾配あり、極寒あり、豪雪ありということでとても過酷だったと。
その中で黙々と日々の運用に励んでくれた3500系に敬意を表したいと思います。
*長野電鉄・柳原〜村山(長野市)
NikonD810+200〜500mm(C-PLフィルター使用)
2023.1.19撮影
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