曲弦ブリッジの渡良瀬川橋梁を渡る8000系 筑波山バックに撮!!
東武佐野線・渡瀬〜田島間に位置する渡良瀬川橋梁界隈。
関東平野の真っただ中であるいっぽう、それがゆえに風景が四周にわたって開け、
意外や意外、山岳展望の好適地だったりします。
東西南北、どの方向にも『日本百名山』収録の名山を目にすることができるのです。
まずは東側、
渡良瀬川下流方向には筑波山がどっしり大地に根を張った独立峰が目に飛び込んできます。
標高は877m、
百名山中もっとも低いにもかかわらず、その存在感をアピールする独特のオーラをもった山、
佐野線の渡良瀬川橋梁からは山頂部東寄りの女体山が、西寄りの男体山に重なって隠れるカタチで屹立しています。
並行する国道から曲弦ブリッジ部を抜けるあたりにカメラをセッティングして彼の山を取り込んでのフレーミング。
太陽が地平線に近づく頃、8000系電車が陽射しを浴びてガタゴト鉄橋を渡っていきました。
鉄道黎明期に竣工され近代土木の粋を集めた鉄橋と鋼製電車、そして筑波山との取り合わせ、
遠くなりつつある「昭和」に思いを馳せていました。
*東武鉄道佐野線・渡瀬〜田島(栃木県館林市)
NikonD810+200〜500mm(C-PLフィルター使用)
2021.1.10撮影
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