今季初の6883レを第二奈良井川橋梁で

32Count

2017年11月22日 08:00


篠ノ井線の霜取り電車とともに中央西線の6883レの復活運転は、信州に冬近しを告げる鉄道風物詩の双璧でしょうか。

寒い土地柄ゆえ暖房に使う灯油は欠かせない生活必需品。

三重県四日市の石油コンビナートから関西本線→東海道本線→中央西線を経て南松本へと運ばれるのですが、定期貨物列車に加えてもう1本季節運行の列車として仕立てられるのです。
ダイヤの設定が撮影時間帯である朝から正午前後にかけてあるので、撮影対象としてもこの上なく、

この列車の活転が始まるようになると自ずと足が木曽路へと向かってしまいます。

明科で紅葉のピークを迎えていたことから木曽路の入り口あたりであれば、樹々が色づいていると思いきや、さにあらず…。

明科から南に位置しているにもかかわらず、塩尻付近では標高が上がるのか、「是より南木曽路」の碑がある贄川付近ではすでに冬枯れ状態となっており、

ややカラマツの黄紅葉の名残を見つけたのが第二奈良井川橋梁でした。

毎度の斜面に立ち位置を求めてよじ登ろうとするのですが、一帯はイバラが群生して進路が塞がれており、

トゲを指に刺しつつやっとの思いでいつもの立ち位置へ

奈良井駅で先行した「しなの」が通過した数分後、目的の6883レがやって来ました!

石油が満タンに充填されたタキを十数両連結して走ってくる様は下り勾配区間とは言え迫力満点。

次位には広島更新色の1046号機というオマケがついて今季の初物を捕獲できました♪


*中央本線・木曽平沢〜贄川(塩尻市)
NikonD810+VR24〜120mm
2017.11.15撮影


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