谷川連峰・茂倉岳をバックに新清水トンネルを出る8737M
珍しく快晴に恵まれた2/10の上越線沿線、
国境稜線の山なみもクリアに見えていたので、お昼前後は越後側のどん詰まり部分、土樽へ。
ここ、新清水トンネル、清水トンネル出口付近からは谷川連峰の一峰、茂倉岳(1977.9m)を見ることができるのです。
撮影地からは東に位置しているので、午後、山とともに列車への光線状態も良好に。
茂倉岳は、谷川岳(トマの耳、オキの耳)、一ノ倉岳とともに主脈を形成し、東面にはマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢といった日本を代表する大岩壁を擁する連嶺の北端に位置しています。
大学1年の6月、この連嶺を縦走しようと、土合駅を起点に、白毛門ー笠ヶ岳ー朝日岳ー清水峠ー七ツ小屋山ー蓬峠ー武能岳ー茂倉岳ー一ノ倉岳ー谷川岳ー土合と、湯檜曽川を巡る山旅を計画したものの、
天候の悪化から蓬峠から土樽への下山を余儀なくされ、この地点へと辿り着いて、奇しくもゴハチの客レを撮っていました。
土樽からは冬季、真っ白でたおやかな峰が印象的です。
この日、通常は越後中里始発なのですが、土曜、休日限定で水上始発となり、数少ない上越国境を越える普通列車8737M、
115系2連、白とグリーン基調のS編成(!?)がこの風景の中、収まってくれました。
国境を越える列車は数少ないだけに、また、国境の天候は目まぐるしく変化するだけに、
この時間帯にやって来てくれて貴重な存在に思えました。
*上越線・土合〜土樽(新潟県湯沢町)
NikonD700+VR24〜120mm(PLフィルター使用)
2013.2.10撮影
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