しなの鉄道 未明の霜取り運用
しなの鉄道の169系、定期運用も残すところあと、ひと月ほど…。
浅間山、北アルプスバック、イベント時に掲出される懐かしのHMなど、いろいろと撮ってきましたが、
ひとつ撮り残していたのが、冬期間中、一番列車の前に運行される「霜取り」列車。
北海道並みに冷え込む小諸、軽井沢といった寒冷地では、冷気が凍結して架線に霜や氷が付着。
コレを169系のパンタグラフに装着されたカッターによって取り除くのですが、
その際、架線との間にスパークが生じ、そのシーンを撮りたいと思っていました。
天気予報の予想最低気温で松本が−10℃となった2/17未明、決行することにしました。
3時起床、3時半に自宅をスタート。
御代田〜平原の現場には5時前に到着。
予想最低気温に違わず、国道の温度表示は軒並み氷点下10℃前後を表示。
スパークは期待できそうでしたが、外気はハンパなく寒くって、三脚を触る手の指の痛いこと!
やがて下り方から光芒とモーター音が接近。
レリーズポイントに列車のしんがりが差しかかるとともにカメラを右に振ります。
その中の一枚、スパークが同調してくれました。
夜が明けきらない漆黒の高原、列車の窓明り、テールライトとともに青白い光が印象的でした。
*しなの鉄道・御代田〜平原(御代田町)
NikonD700+VR24〜120mm
2013.2.17撮影
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